流速解析システム

流速解析システム(eye-Box super R)とは災害時の河川流速解析を目的に開発されたシステムです。

• 観測現場測量による詳細な距離情報を使用して流速解析を行いますが、オンライン地図等による大まかな距離情報だけでも簡易計測が可能です。
• 観測現場の測量データがある場合、増水時の精密な流速計測が可能です。
  （水位データは水防災オープンデータ提供サービスにより、全国の水位計が利用可能です）
• 現場への設置は単管による簡易設置が可能なため、迅速かつ低コストで運用開始できます。
• 本システムは独立したLTEネットワークを使用するため、万全なセキュリティで既設機器に影響を与えない運用が可能です。
• カメラから伝送された映像はリアルタイムで録画、流速解析が行われます。また、当社が独自に開発したバーチャル浮子ツールを使用することで、ビデオによる直感的な流速視認が可能です。
• 本システムはリアルタイムでの運用を想定していますが、映像データがあれば流速解析が可能なため過去に発生した災害の検証作業にも役立ちます。
• 計測結果はWebサイトで閲覧可能な他、より便利に使える専用アプリも用意しています。

システム構成

使用カメラ

高精細カラー動画撮影が可能な超高感度ネットワークカメラを使用しているため、外部照明を使用せずに夜間の流速解析が可能です。

Webサイトやアプリによる閲覧

流速解析結果はWebサイトやアプリを使って閲覧することができます。
現況写真の他、流速と水位のグラフやバーチャル浮子による簡易動画で視覚的に流速を確認することができます。

流速解析結果のバーチャル浮子表示